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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  長尺の看板(サイン):電気亜鉛めっき鋼板の曲げ金物の製作  
2010/11/04 21:27:37
カテゴリ:長尺
今日は看板(サイン)屋さんからご注文頂いた某ショッピングモールのトイレの看板(サイン)の製作についてご紹介します。

ショッピングモールの改装に伴い、トイレの看板の製作を請負われた看板屋さんからご注文いただきました。

電気亜鉛めっき鋼板1.6tの曲げ金物です。
全部で20種類、26本製作させていただきました。

頂いた図面を元に展開図を作成し、長さに応じて歩留まりの良い定尺材を選定し、大型のシャーリングで切断しました。

長さが2438ミリ以下のものは4’×8’材から、それ以上3048ミリ以下のものは5’×10’材から、それ以上のものは4’×4000ミリ材から切り出しました。

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幅と長さを展開長に切断したものをタレットパンチプレスを使用して、取付穴を開けます。

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M4の小皿ビスが収まるよう、面取り加工もタレパンで行いました。

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弊社のタレパンは、ワークを自動でつかみかえることにより、最長4000ミリまで加工可能です。

タレパン加工が終わると、プレスブレーキで曲げ加工しました。

弊社で一番大きなプレスブレーキを使用しました。
長さ4メートルまで加工可能です。

すべて鈍角曲げなので、曲げ角度の検査が素早く行えるよう、角度ゲージをあらかじめタレパンで作っておきました。

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曲げ長さが20種類あったため、加工長さに応じて加圧力を微調整しながら、曲げ加工を行いました。

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巾木と呼ばれる部品も本体に合わせて26個製作しました。

昨日、お客様にすべてお引渡しが完了しました。

シールを貼るなどして完成したものを夜間に取り付けられるそうです。

長尺板の切断・打ち抜き・曲げ加工はお気軽にタレパン工房にご相談ください。
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[更新日付:2010/11/04 21:27:37]
     
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