今日は、長尺材(長さ約2メートル)のへミング材へのCDスタッド溶接について、紹介します。
いつも大変お世話になっている同業者さんから、スタッド溶接のみ、ご依頼いただきました。
SPCC1.0tの長さおよそ2メートル(2000mm)、幅6センチ(60mm)の両サイドへミング加工(アザ折)したものを支給いただきました。
スタッドボルトはM3-長さ15ミリ。
鉄の在庫が無かったため、お客様と相談の上、ステンレス製のスタッドボルトを使用しました。
NCスタッド溶接機で加工することにしました。
母材の長さが長いため、トンボして、半分ずつ加工しました。
また、へミング加工後の施工のため、アースクランプ時とボルト溶接加圧時にワークがへこむのを防止するため、板厚分よりも厚い板を挟んで、機械にセットしました。
おかげさまで、精度よく、きれいに加工できました。
全部で11本加工しました。
もちろん、全数をスタッドチェッカーで非破壊強度検査しました。
安心してお使いいただけます。
CDスタッド溶接のご相談はタレパン工房までお気軽にどうぞ!