ログイン名パスワード

愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
このブログでは、弊社の製作品や加工方法、お客様の声などを発信しています。
ご相談・お問い合わせはお気軽にお電話下さい。
  .
  深曲げ加工  
2009/06/29 19:52:48
カテゴリ:加工情報
弊社では曲げ加工のうち、箱曲げ(四方曲げ)で立ち上がり(高さ)の大きいものの曲げ加工と、コの字曲げで3面のうち、はさまれた面の長さより、他の2面の長さの方が長い曲げ加工を深曲げ加工と呼んでいます。

今日は深曲げ加工のうち、後者のコの字曲げ加工をご紹介します。

photo


材質はSPHC2.3t、内寸法31角(中に30角のパイプが入り、スライドします。)、上部の隙間は約9mmです。

弊社ではさまざまな曲げ金型を保有しておりますが、普通に曲げては保有の金型では曲げることができません。

真ん中で半割れにし、溶接でつなぐことになります。

しかし、最初に逆折することで金型とワークの干渉を避けることができます。

こんな感じです。

photo


最後に逆折部分をまっすぐに伸ばして完成です。
伸ばすとき、曲げ部分と加圧箇所がずれるときれいに仕上がりません。

伸ばし終えた製品はこちらです。

photo

折り目は線として残ってしまいますが、機能的には問題ありません。

製品が長尺になるほど、溶接でつなぐのはコストがかかります。

美観を重要視するものには不向きな加工ですが、タンクやコンベアのフレームなどの製作実績があります。

素材は、SPHC、SUSなど、板厚はそれぞれ6mmまで加工実績があります。

鉄・アルミ・ステンレスの深曲げ加工のご相談はタレパン工房までお気軽にお問い合わせください!
この記事へのリンク
トラックバックURL
[更新日付:2009/06/29 19:52:48]
     
トラックバックを見る(0)