今日は看板に使用される切文字へのスタッド溶接についてご紹介します。
長年大変お世話になっている同業者さんから相談を受けました。
看板に使うステンレス製の切文字にスタッドボルトを打てないか?ということでした。
具体的には、ステンレス板厚5ミリの本体に、レーザで切り抜いた板厚3ミリ(鏡面)の切り抜き文字(ビル名や各階の案内などを示す漢字やアルファベットや数字)を、スタッドボルトを使って固定する仕様の看板を製作したいということでした。
M3×15ミリのスタッドを使いました。
文字の線の幅が狭いところですと4ミリほどしかありません。
弊社はスタッド溶接のみ承りました。
文字の配置やスタッド位置など、打ち合わせをして、レーザ加工したものを支給していただき、NCスタッド溶接機を使って加工しました。
位置決め精度は±0.2ミリですので文字からはみ出すことなく加工できました。
表面にはまったく溶接の影響なく、加工できます。
昨日無事に納品できたと同業者さんからご連絡いただきました。
とても見栄えがよく、高級感あふれる看板に仕上がったと喜んでおられました。
スタッド溶接のご相談はタレパン工房までお気軽にお問い合わせください!