今日は任意のRに板を曲げる加工方法について、ご紹介します。
今回ご注文頂いたのは、SPHC2.3tのR320のカバーでした。
板厚の中心を伸びの中立点として、展開長を算出し、母材から板を切り出し、タレットパンチプレスで穴あけ加工しました。
外周をバリ取りした後、曲げ加工にうつります。
三本ロールを利用して、R形状にするのですが、ロールにかからない部分(端)を端曲げするために、まず、両端をプレスブレーキでR形状に曲げます。
今回は、両端70ミリを2ミリピッチで送り曲げしました。
その後、三本ロールで巻きました。
CADで描いた指定のRを原寸大にプリントアウトしたものに、合わせながら、少しずつ加圧具合を調節し、加工しました。
上手く曲げることができました。
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