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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  シムの製作(SECC電気亜鉛めっき鋼板)  
2010/12/21 21:16:02
カテゴリ:その他
今日はシムを製作しました。

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このシムは、設備屋さんから10年以上の間、変わらず繰り返しご注文いただいている製品です。

ご注文毎に製作するシムの板厚や枚数が変わります。

大体、0.5t〜3.2tで、1種類500枚から1000枚ご注文いただきます。

電気亜鉛めっき鋼板をタレットパンチプレス(タレパン)で打抜き加工して作ります。

まず、長方形、正方形の金型でUノッチの角部分を打ち抜きます。

次に丸金型でUのR部分を打ち抜き、最後に50ミリ角の金型で打ち抜いたものが、製品となります。

通常は外形を長方形の金型で打ち抜き、製品を残しますが、この製品は、ブランキングされたモノが製品となります。

Uノッチ部分と外周のバリの方向が逆になることと、金型のクリアランス分だけ、製品寸法が大きくなることを許容して頂ければ(新規に金型を作れば、希望通りの寸法に仕上げることは可能ですが)、外形を打ち抜きするよりも歩留まりがよくなり、加工時間も短くなり、コストダウンにも繋がります。

1,219mm×914mmの母材をタレパン加工した後の材料の写真です。↓

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今回はいつもより少なめで、0.6tを300枚、1.0tを300枚製作しました。

タレパン加工のご相談は、タレパン工房までお気軽にお問い合わせください。
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[更新日付:2010/12/21 21:16:02]
     
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