ログイン名パスワード

愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
このブログでは、弊社の製作品や加工方法、お客様の声などを発信しています。
ご相談・お問い合わせはお気軽にお電話下さい。
  .
  【ステンレス製フォーク&スプーン&ナイフ置き】の製造過程  
2013/01/14 15:07:42
カテゴリ:あにまるぱんちシリーズ
今日は、昨日お電話にて、在庫のお問い合わせをいただきましたお客様のために、製作させていただきました製品の出荷までの工程をご紹介します。

こちらの製品は、広島県でCafeを営んでおられるお客様から、ご注文いただきました。

Amazonに出品させていただいている商品なのですが、在庫数が1セットになっていたため、お客様からお電話にてお問い合わせをいただきました。

必要数をお伺いしたところ、8セット(16個)ご入用とのことでしたので、本日、製作して、出荷するお約束で、Amazon経由でお申し込みいただきました。

必要な製品数が取れるだけの大きさのワークを用意し、その大きさに合わせたタレパン加工プログラムを組み、タレットパンチプレスで、加工します。

photo

写真上が加工する前の材料です。
加工傷防止のため、白い保護テープを貼っています。

写真下が、タレパン加工後のものです。
20個とれました。

次に、お客様がご使用中に怪我をしないように、4角を専用の型を取り付けたプレス機でR形状に抜き落とします。

photo

打ち抜き加工の際に、バリがでます。(写真1枚目)
まず、二重バリの出ない特殊なベルトを使って、外周のバリを取り除きます。(写真2枚目・3枚目)
穴バリの除去と、裏面の研磨のため、研磨専用機で裏面をヘアライン仕上げします。(写真4枚目、5枚目)

photo

バリ取りと研磨加工の際に出る粉を拭き取り、プレスブレーキで、鋭角に折り曲げます。

photo

保護テープをはがし、脱脂、洗浄後、エタノールで拭き上げて、2個ずつ袋に入れます。
出荷個数に合わせて、緩衝材でくるみ、レターパックで発送します。

photo

以上が、大まかな加工の流れになります。

これまでに、弊社の犬用トイレを愛用いただいているお客様で、「欲しい」とおっしゃってくださった方に、【箸置き】をプレゼントしています。

とてもうれしいお言葉をいただいていますので、ちょっとだけ紹介させてください。

「箸置き届きました。小さくても丁寧な作りは変わらないですね!」

「細部までココロが行き届いてて、角の処理など箸置きを持つ指先に優しさを感じています。」

ありがとうございます!本当にうれしいです^^

ステンレス製フォーク&スプーン&ナイフ置き にゃんぱんち 2個セットのご注文は、Amazonの商品ページからお願いいたします。
この記事へのリンク
トラックバックURL
[更新日付:2013/01/14 15:27:07]
     
トラックバックを見る(0)