今日は、ステンレスの切り文字にスタッドボルトを溶接しました。
詳しく紹介します。
こちらの加工は、いつもお世話になっている同業者様からご依頼いただきました。
こちらのお客様には、今まで、いろいろなかたち・厚みの板に、スタッド溶接をさせていただきました。
今回も、今までの実績に基づき、お客様と加工方法を相談し、決定しました。
文字を一文字ずつばらばらにしてしまうと、ワークが小さくなってしまうため、加工が非常にしにくくなります。
そこで、文字を完全に切り落とさず、母材にジョイントしておきました。
ジョイント量が少ないと、溶接不良となり、多いとばらばらにするのが困難になります。
このジョイント量は、こちらのお客様とご一緒に、以前データ取りをしています。
今回もそのデータを基にレーザ加工をしていただいたワークをお持込いただきました。
レーザ加工したデータに、スタッド溶接位置を書き加えたCADデータをお客様からメールで送っていただき、スタッド位置の座標を拾いました。
NCスタッド溶接機に、この座標を入力し、既定の溶接条件で加工しました。
M3おねじ、長さ15ミリのストレートタイプのステンレス製スタッドボルトです。
全部で24本加工しました。
倒れ強度検査機で、全数検査を実施しました。
今回は、前もって、お客様とワークの持ち込み日を決めておき、即日加工、お引渡ししました。
いつもありがとうございます!
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