昨日から今日にかけて、HPを通じてご来社いただいたお客様のご依頼で、アルミ製のケースを試作しました。
写真はお見せできませんが、工程を追って紹介します。
ケースの大きさはポータブルハードディスクくらいの大きさで、アルミ(A1100)1.2tの板から加工しました。
板は傷防止のため、両面に保護テープの貼ってあるものを使用しました。
ケースに取り付ける基盤や部品などが決まっていたため、部品の寸法を測るところからはじめました。
次にどのようにケースを組むかを経験豊富なお客様の知恵をお借りして決め、展開図および、タレパン加工用のプログラムを作成しました。
長丸穴や長角穴もありましたが、試作ということで専用の金型は作らず、手持ちの型を組み合わせて打ち抜き加工しました。
その後、角部(コーナー)をRにカットし、外周のバリを取りました。
そして、プレスブレーキで、最終的な形状になるよう、曲げ加工しました。
基盤取り付けのためのパイロットスペーサーを圧入し、完成です。
今日の夕方、お客様にお渡ししました。
気に入っていただけるといいのですが・・・。
弊社では試作に応じています。
基本的に、私が打ち合わせから製作まで行います。
そのため、お客様の思いが製品に反映しやすいと思います。
試作のご依頼はお気軽にお申し付けください。
鉄・ステンレス・アルミの精密板金・試作のご相談はタレパン工房までお気軽にお問い合わせください。