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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  深曲げ加工(ステンレス製掲示板の製作)  
2011/03/08 21:52:28
カテゴリ:加工情報
今日は深曲げ加工品の製作についてご紹介します。

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この製品は、20年来のお取引をいただいているお客様からご注文いただきました。

ある工場の生産ラインで使用する掲示板をステンレス(SUS304 2B)で製作しました。

大きさは様々で、合計6点です。

本日、お客様へのお引渡しが完了しました。

コの字型の引っ掛け部分の曲げ加工を伴い、真ん中の寸法よりも立ち上がりの寸法が大きい形状です。

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まず、図面を基に展開長を計算し、シャーリングで母材を展開寸法に切断しました。

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ギロチンのように、刃が上から降りてきます。

次にユニバーサルプレスブレーキに常時セットしてあるコーナーRをとる金型を用いて、各角部を5Rにカットしました。

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バリ取り処理をした後、プレスブレーキで曲げ加工をしました。

立ち上がりが30ミリに対して、間の寸法が25ミリと狭いため、グースネックと呼ばれるグースの首のようにえぐれた形状の金型(パンチ)を用いて、曲げました。

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ワークが金型に干渉することなく、きれいに曲げることができました。

弊社ではこのグースネックパンチを4メートル分保有しています。

曲げ加工はお気軽にタレパン工房にご相談ください。
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[更新日付:2011/03/08 22:20:57]
     
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