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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
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  ステンレス(SUS304 #400)切文字の製作(スタッド溶接)  
2010/03/19 22:23:05
カテゴリ:スタッド溶接
今日はもうひとつご紹介します。

看板屋さんからご注文いただいたステンレス製の切文字です。

様々な看板製作を手がけていらっしゃる岐阜県羽島市のリン巧社さんです。

SUS304 #400(片面研磨)板厚 5ミリです。

同じくヘアライン(HL)仕上げのものも1組製作しました。

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先々代から懇意にしていただいている同業者にレーザ加工にて切文字の切断をお願いしました。

お客様によると、切文字は接着剤にて取り付けられるそうですが、万一の際の落下防止のため、ピンを立ててほしいというご要望でした。

そこで、スタッドボルトを使用することにしました。

NCスタッド溶接機でM3、長さ15ミリのステンレス製のスタッドボルトを溶接しました。

スタッド溶接は母材の裏側(溶接面と反対側)にほとんど影響を及ぼすことなく、溶接できます。

溶接する位置を座標で入力し、溶接条件を設定すれば、溶接準備完了です。

±0.2ミリの位置決め精度で溶接できます。

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スタッド溶接終了後、文字をパーツごとに切り離し、ジョイント部分を仕上げ、ふき取り作業をして完成しました。

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明日、お客様が引き取りにいらっしゃいます。

タレパン工房のホームページを是非ご覧下さい!
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[更新日付:2010/03/23 19:47:53]
     
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