今日はもうひとつご紹介します。
看板屋さんからご注文いただいたステンレス製の切文字です。
様々な看板製作を手がけていらっしゃる
岐阜県羽島市のリン巧社さんです。SUS304 #400(片面研磨)板厚 5ミリです。
同じくヘアライン(HL)仕上げのものも1組製作しました。
先々代から懇意にしていただいている同業者にレーザ加工にて切文字の切断をお願いしました。
お客様によると、切文字は接着剤にて取り付けられるそうですが、万一の際の落下防止のため、ピンを立ててほしいというご要望でした。
そこで、スタッドボルトを使用することにしました。
NCスタッド溶接機でM3、長さ15ミリのステンレス製のスタッドボルトを溶接しました。
スタッド溶接は母材の裏側(溶接面と反対側)にほとんど影響を及ぼすことなく、溶接できます。
溶接する位置を座標で入力し、溶接条件を設定すれば、溶接準備完了です。
±0.2ミリの位置決め精度で溶接できます。
スタッド溶接終了後、文字をパーツごとに切り離し、ジョイント部分を仕上げ、ふき取り作業をして完成しました。
明日、お客様が引き取りにいらっしゃいます。
タレパン工房のホームページを是非ご覧下さい!