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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  イタリアングレーハウンドのザックちゃん用おしっこ飛散防止ガード付トイレの製作  
2012/10/05 21:40:54
カテゴリ:犬用ステンレス製トイレ・トレイ
1週間ほど前に、【お声】に基づいて、不具合調整対応をさせていただきましたお客様から、お写真とお手紙をいただきました。

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また、「お客様のお声」2種類にご回答いただいておりますので、併せてご紹介します。

お客様には、イニシャルでの公開のご許可をいただいています。

お客様Y.K.様は、静岡県で、イタリアングレーハウンドのザックちゃんと暮らしていらっしゃいます。

まず、お電話にてお問い合わせをいただきました。

お客様のお困りごとは、「わんちゃんがトイレをバラバラにして、メッシュ部分も外し、トイレシートをビリビリに破いて食べてしまうこと」でした。

そして、ご要望は下記の通りでした。

・トイレが外せないこと。
・トイレシートを出せないこと。
・おしっこ飛散防止ガードを脱着できること。

一番のネックは、「飛散防止ガード」の安全性の確保でした。

ステンレスの板の端面を丸く加工しても、顔などをぶつければ、痛いですし、けがをする可能性もあります。

そのため、これまでにも数件同様のお問い合わせをいただいたことがありましたが、事情を説明して、製作をお断りしていました。

今回もお断りし、他社様のイタリアングレーハウンド専用トイレやパネル方式のトイレをご紹介しました。

ところが、お客様のご希望のサイズでの製作を受けていただけなかったとのことで、再度ご相談いただきました。

安全性はできる限り考慮して、製作しますが、これまで製作したものとは形が違うため、構造は私に一任していただき、ご使用いただきながら、不具合箇所を克服することを許容していただくことを条件に、飛散防止ガード付きのトイレトレーの製作をお引き受けしました。

まず、構造を決めるため、北海道でウィペットとお暮らしのお客様に、近況をお尋ねしがてら、相談しました。

その結果、留め金具なしでもわんちゃんがいたずら防止プレートは外せないと判断し、構造を決定しました。

当初のパーツは、トレー本体(下側)、飛散防止ガード、いたずら防止プレートの3パーツでした。

組みあがり後、露出する部分はすべて、折り返し(ヘミング)加工をして、ステンレス板の鋭利な部分がないように加工しました。

折り曲げ加工できない角のR部分は、もう一枚板を溶接し、丸く仕上げました。

そして、わんちゃんが、分解しにくくなるように、それぞれの組み付けクリアランス(隙間)を弊社標準のトイレトレイよりも小さくしました。

それでも心配でしたので、隙間に挟む厚紙もお付けしました。

とりあえず、この段階で、お客様に出荷し、お試しいただきました。

お試し後に回答いただいたものがこちらのアンケートと「お客様のお声」です。

まずは、アンケートからご紹介します。

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Q1.弊社にご注文いただく前にどんなことで悩んでいらっしゃいましたか?

トイレのいたずらが激しく、飛散ガード、メッシュカバーも外してしまい、トイレシートをバラバラに噛みちぎり、ケージの中に散乱するといった事が度々で、トイレを置けない状態でした。

Q2.弊社をお知りになったきっかけを教えてください。

ホームページ(検索:犬用 トイレ)

Q3.弊社を知って、すぐにお問い合わせをされましたか?されなかったとしたらなぜですか?

しました。

Q4.何が決め手となって弊社にご注文いただきましたか?

高価な物だけに悩みましたが、電話の対応に誠実さを感じ、信頼できると思った。
シンプルで見た目も良く、何よりトイレシートを出せないという条件をクリアしていたから。

Q5.実際に製品をお使いいただき、いかがでしたか?

すっきりしていて、収まりが良く、お願いして付けて頂いた飛散ガードに尖った箇所もなく、犬の安全性をとても考慮して下さっていて、満足しました。
トイレシートのいたずらもなくなり、安心して留守番もさせられ、本当に良かったです。

お客様の回答は、ここまでです。

続いて、「お客様のお声」を紹介します。

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無理なお願いにも誠心誠意応えて頂き、本当にありがとうございました。
とてもすっきりしたデザインに満足しました。
飛散ガードも犬にとって安全な作りで、とても感謝しています。
最初は爪で引っかいたりなめたりしていましたが、それも落ち着き、すぐにおしっこも上手にしてくれました。
隙間に挟んでくれた厚紙ですが、すぐに見つけてしまい、トイレを頭や体を使って移動させ、外してしまいました。

一つお願いがあります。
いたずら防止プレートが、トレイから8ミリ浮いているので、犬が歩くとペコペコし、爪が引っかかりそうで心配です。
うんちも間に入ってしまいます。
また、隙間の厚紙を外した事で、爪で引っかけて、いたずら防止プレートを少し持ち上げてしまいました。(外すことはできません)
そこで、飛散ガードの上に置く形で、中フタを作って頂けませんか?
その上にトイレシートをのせ、防止プレートをかぶせたいと思いますが、可能でしょうか?
今はダンボールで代用していますが、調子良いです。

お客様のお声はここまでです。

このお声を受け、翌日早速ご要望のパーツを製作して、お客様にお送りしました。

本日お写真を同封していただいたお客様からのお手紙や、そのお礼のお電話を差し上げた時のお話から、お客様の思惑通り、改善でき、ご満足いただけているようです。

Y.K.様には、何度もお電話にてご対応いただき、また、使用感をフィードバックにご協力くださり、本当にありがとうございました。

また、このたびは、ご相談いただいてから、完成までおよそ一か月もかかってしまいました。

申し訳ございませんでした。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました!

犬のトイレ・トレイでお困りの方はタレパン工房の犬のトイレ専門HPを是非、ご覧下さい!
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[更新日付:2012/10/05 21:40:54]
     
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