今日は、今年初の長尺曲げ加工をしました。
昨年8月よりお取引いただいている企業様からのリピート品です。
ご注文の経緯とお客様のご感想を紹介します。
製品の長さは、約4メートル。
素材は、SEHC(電気めっき鋼板)3.2tです。
これまでは、2分割、もしくは3分割で製作したものを溶接で接合されていました。
一番のお悩みは、溶接でつないだ時に、通り精度を出すのに非常に手間がかかるということでした。
そこで、4メートルの切断、打ち抜き、折り曲げ加工ができる会社として、インターネット検索で、弊社を見つけてくださいました。
以下は、加工方法の大まかな比較です。
【従来の加工方法】
2、もしくは3パーツに分割して製作したものを溶接にて接合し、1本に。
タレットパンチプレスで、穴あけと外形切断までを行い、全周の追い抜き痕を除去するために、グラインダーで仕上げ。
その後、プレスブレーキで曲げたパーツを溶接で接合後、さらに付属部品を溶接。(通り精度を出すのがとても難しい。接合部分に補強のパーツを追加。)
【弊社をご利用いただいてからの加工方法】
4メートルの部材を1本物で製作。
弊社の協力会社様にて、大型レーザー加工機を用いて、穴と外形を切断。(グラインダーでの仕上げ不要。)
その後、プレスブレーキで折り曲げ加工。
付属部品は今まで通り、お客様にて製作、溶接。
お客様にてコスト計算をされた結果、従来の製作方法に比べて、30%ほどのコスト削減になったとお喜びいただけ、繰り返し、ご注文いただいています。
ありがとうございます!
長尺材の加工のご相談は
タレパン工房 丹羽シートメタルにお気軽にお問い合わせください。