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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
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  段曲げ加工  
2012/04/27 21:36:07
カテゴリ:加工情報
今日は、段曲げ加工について、紹介します。

プレスブレーキで、Z形状に折り曲げるとき、通常は、2工程で折り曲げます。

その際、板厚に応じたヤゲンを用いた場合、板厚の8倍〜10倍程度の段差が必要となります。

板の厚み分程度の少ない段差を作りたいとき、段曲げ専用金型を用います。

例えば、次の写真のような形状です。

板厚は1.0t、段差(内外)2.0ミリです。

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写真の製品は、2か所の段曲げ部分があります。

何種類か段曲げ金型が製作・販売されていますが、弊社では、「DANSAR」という段曲げ専用金型を使用しています。

段差の調整は、パンチ(上型)と台(下型)のボディー部分とブレードの間に、それぞれ加工したい段差と同じ厚さの板を入れて行います。

photo

加工する板の厚みに応じて、ピンゲージ(板厚の6割〜7割の径のもの)を使用して、芯出しします。

photo

ワークをセットし、少しずつ加圧していき、平行度が出るよう、調整します。

段差可能範囲:板厚分〜6ミリ
加工可能な板厚:0.6ミリ〜2.3ミリ(SPC)

弊社では、約2500ミリの長さまで加工可能です。

丹羽シートメタルにお気軽にご相談ください!
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[更新日付:2012/04/27 21:36:07]
     
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