今日はめっき職人の友人が試作してくれた表札(看板)をご紹介します。
弊社で板金製品を製作する場合、一定の大きさの板から、必要サイズに部材を切り出すため、どうしても使い切れない大きさの残材(端材)が出てしまいます。
通常はスクラップ屋さんに買い取っていただき、リサイクルされます。
この端材を有効利用しつつ、めっきのすばらしさを広めたい!そんな友人の想いの結果、完成したのがこの表札です。
サンプルで4種類作ってくれました。
いずれも文字の部分が少し盛り上がっていて、高級感があります。
まずはこちら。めっきしたものを手仕事で研磨したものです。
光沢はありますが、鏡面ではなく、やや曇っています。
次に文字の部分以外を鏡面バフ研磨したものがこちらです。
光沢があり、文字もはっきりしています。
そして、文字の部分もバフ研磨したものがこちらです。
文字が不鮮明なので、表札には不向きかもしれませんが、他の用途ならば好まれるかもしれません。
そして、試行錯誤の結果、出来上がったのがこちらです。
背景が黒く、光沢があり、文字がくっきりと浮かび上がっています。
書体はイラストレーターのフォントが使用できるそうです。
お好みの書体をお選びいただけます。
ただし、あまり小さな文字(1センチ角以下)は製作困難だそうです。
1枚1枚丁寧に職人さんがめっき加工されるそうです。
レーザーマーキングやエッチング、切文字の看板などとは一味違った仕上がりでとても気に入りました。
田中さん、ありがとうございました!
めっき屋さんが作った高級感抜群な看板(表札)のお問い合わせはタレパン工房まで!