今日は、今年初のスタッド溶接をしました。
いつもお世話になっている同業者さんから、スタッド溶接加工のみを承りました。
そこで、今日のブログでは、弊社の行っている溶接強度のチェックの方法について、紹介します。
まずは、テストピースを使って、試し加工をします。
目視により、溶接部分の溶け具合をチェックします。
スパッターが多ければ、電圧を低く、スパッターがほとんど出ていなければ、電圧を高くします。
次に、ペンチでスタッドボルトの上先端の部分をつかみ、折り曲げます。
溶接部分が外れるようであれば、スタッドボルトが折れ曲がっても、溶接部分が外れないくらいまで、少しずつ電圧を上げていき、調整します。
しかし、テストピースでうまく加工ができても、完全に安心はできません。
目視では、溶接が完全に見えても、不良の場合も稀に発生します。
スタッドボルトの先端部分(放電部分)の不良や、コレットの状態、ワークのフラット度合などの要因により、溶接不良が発生すると考えられます。
そこで、弊社では、製品を破壊することなく、溶接強度を確認できる検査機を使用して、全数検査をしています。
その他にも、お客様のご要望のトルクをかけて、検査することも可能です。
スタッド溶接のご相談は
丹羽シートメタルにお気軽にお問い合わせください。