ログイン名パスワード

愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
このブログでは、弊社の製作品や加工方法、お客様の声などを発信しています。
ご相談・お問い合わせはお気軽にお電話下さい。
  .
  スタッド溶接の強度チェック  
2013/01/08 21:14:34
カテゴリ:スタッド溶接
今日は、今年初のスタッド溶接をしました。

photo

いつもお世話になっている同業者さんから、スタッド溶接加工のみを承りました。

photo

そこで、今日のブログでは、弊社の行っている溶接強度のチェックの方法について、紹介します。

まずは、テストピースを使って、試し加工をします。
目視により、溶接部分の溶け具合をチェックします。
スパッターが多ければ、電圧を低く、スパッターがほとんど出ていなければ、電圧を高くします。

次に、ペンチでスタッドボルトの上先端の部分をつかみ、折り曲げます。

photo

溶接部分が外れるようであれば、スタッドボルトが折れ曲がっても、溶接部分が外れないくらいまで、少しずつ電圧を上げていき、調整します。

しかし、テストピースでうまく加工ができても、完全に安心はできません。

目視では、溶接が完全に見えても、不良の場合も稀に発生します。

スタッドボルトの先端部分(放電部分)の不良や、コレットの状態、ワークのフラット度合などの要因により、溶接不良が発生すると考えられます。

そこで、弊社では、製品を破壊することなく、溶接強度を確認できる検査機を使用して、全数検査をしています。

photo

その他にも、お客様のご要望のトルクをかけて、検査することも可能です。

スタッド溶接のご相談は丹羽シートメタルにお気軽にお問い合わせください。
この記事へのリンク
トラックバックURL
[更新日付:2013/01/08 21:14:34]
     
トラックバックを見る(0)