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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  長尺(3,000ミリ)の金物製作  
2011/04/07 23:24:46
カテゴリ:長尺
今日は長尺製品の製作についてご紹介します。

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こちらの製品は、HPをご覧いただき、お問い合わせいただいたお客様(鋼材屋さん)からご注文いただきました。

SEHC(電気亜鉛めっき鋼板)1.6t、長さ3,000ミリの建築金物です。

コの字型で立ち上がりが20ミリ、間の寸法が内寸で27ミリです。

取付用の穴(4.2Φ)が全部で9箇所あいています。

全部で134本製作しました。

お客様は、物件の納期が短く、対応してくれる板金屋さんをお探しでした。

幸い、弊社はSEHC1.6tの5×10材を常備しており、お受けすることができました。

いただいた絵を基に展開図を作成し、加工手順を決定し、タレパン加工プログラムを作りました。

展開長が64.6ミリと小さいため、タレパン加工しやすいようにつかみしろをつけた幅に母材をシャーリングで切断しました。

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細長く切断した板をタレットパンチプレスで穴あけ加工し、長さを切断しました。

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その後、再びシャーリングでつかみしろ部分を切り落としました。

長さ4,000ミリまで曲げ加工可能な大型のプレスブレーキで曲げ加工して、完成です。

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細長い長尺製品の製作では、いずれの工程でも、ワークのキャンバーなど、加工の特性を考慮した加工をしなければ、上手く精度が出せません。

134本をキレイに並べて、スチールバンドで梱包して、お客様に完成した旨をお電話でお伝えしました。

今日のお昼のことでした。

15時ごろ、営業主任さんが引き取りに来て下さり、工場といろいろな製作サンプルをご覧頂きました。

今後ともお取引いただけそうです。

ちょうど他社で曲げられない形状の物件を抱えておられ、新たにお見積依頼をいただきました。

早速お見積もりさせていただきました。

ありがとうございました!

長尺製品の製作は、丹羽シートメタルにお気軽にご相談ください!
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[更新日付:2011/04/07 23:24:46]
     
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