今日はスタッド溶接についてご紹介します。
以前にもこのブログでご紹介しましたが、前回との違いはスタッドボルトが長いことです。
長さが25mmまでであれば前回ご紹介した方法でNCスタッド溶接機を使用し、加工できます。
今回はボルトの長さが50mmのため、手打ち用のスタッド溶接ガンを使って、一本ずつ加工しました。
スタッドボルトを溶接する位置に、あらかじめセンターポンチを打っておき、それにスタッドボルトの突起部分を合わせて位置決めします。
ポンチが浅すぎても、合わせにくいですし、逆に深すぎると、うまく溶接できません。
また、ワークとボルトの垂直度にも注意が必要です。
今回は看板用の切り文字ということで、ステンレス2tの板をレーザ加工したものを支給していただき、M6の長さ50mmのスタッドボルトを約300本溶接しました。
前回同様、表面(溶接面と反対側の面)にはまったく影響なく溶接できました。
スタッド溶接のご相談はタレパン工房までお気軽にお問い合わせください!