今日はタフピッチ銅のガスケットを製作しました。
HPをご覧いただいたお客様から、「従来と違う加工方法で製作することにより、コストダウンが図れないか」というご相談でした。
従来品をご送付いただき、サンプル加工品とお見積書を提出させていただき、今回の受注につながりました。
板厚1.5mm、外径28φ、内径20φのガスケットを50個と、外径22φ、内径16φのガスケットを250個です。
タレットパンチプレス(タレパン)で製作しました。
まず、内径の大きさの金型で打ち抜き、その後外径の大きさの金型で打ち抜きました。(外径は金型のクリアランス分0.2ミリだけ大きくなります。)
写真ではわかりにくいですが、打ち抜き時に変形します。
プレスブレーキで加圧して反り(ひずみ)を修正します。
わずかに残るひずみと、打ち抜きによるバリはサンプル加工品にてご確認後、許容いただきました。
打ち抜き加工のご相談はタレパン工房までお気軽にどうぞ!