ログイン名パスワード

愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
このブログでは、弊社の製作品や加工方法、お客様の声などを発信しています。
ご相談・お問い合わせはお気軽にお電話下さい。
  .
  深曲げ加工品(製品シュートの製作)  
2010/12/20 21:39:21
カテゴリ:加工情報
今日は深曲げ加工品の製作についてご紹介します。

photo

この製品は、20年来のお取引をいただいているお客様からご注文いただきました。

ある工場の生産ラインで使用するシュートをSPHC2.3tで製作しました。

コの字型のシュートで、真ん中の寸法よりも立ち上がりの寸法が大きい形状です。

photo

まず、図面を基に展開図・加工プログラムを作成し、タレットパンチプレスで穴と外形を打抜き加工しました。

バリ取り処理をした後、プレスブレーキで曲げ加工をします。

photo

標準の曲げ金型では2行程目の曲げ加工の際に、ワークが金型もしくは中間板に干渉してしまい、きれいに曲げられません。

曲げられない場合は2パーツに分割したものを溶接することになります。

溶接すれば、歪み取りと仕上げ作業が必要になります。

そこで、弊社では、深曲げ用の中看板を使用することにより、曲げ加工することにしました。

photo

ワークが金型や機械のフレーム、中看板などに干渉することなく、
きれいに曲げることができました。

photo

弊社では深曲げ用の中間板を4メートル分保有しています。

いろいろなパンチと組み合わせることで、様々な曲げ加工が可能になります。

深曲げ加工はお気軽にタレパン工房にご相談ください。
この記事へのリンク
トラックバックURL
[更新日付:2010/12/20 21:59:53]
     
トラックバックを見る(0)