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愛知県小牧市の小さな精密板金の町工場の社長の製作ブログです。
弊社では、鉄・ステンレス・アルミのシャーリング加工・タレパン加工・プレスブレーキ曲げ加工・スタッド溶接を主におこなっています。
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  クラッシック・ワーゲンのクーラーファンカバー(ステンレス製)  
2010/06/10 22:18:29
カテゴリ:その他
今日は弊社のHPをご覧いただき、ご来社、ご注文いただきましたクラッシックワーゲンのファンカバーの製作についてご紹介します。

こちらのお客様は自動車関係の会社を経営されていて、ご自分の愛車(ぴかぴかのクラッシックワーゲン)のファンカバーの製作のご相談にご来社下さいました。

私が不在だったため、弟が対応させていただきました。

お客様のお困りごとは、車高を低くしたため、既製のファンカバーが地面に擦ってしまうことでした。

手前が今回製作させていただいたカバー(ステンレス製)。奥が従来の既製のカバー(鉄製)。

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高さが約6センチほど低くなりました。

形状や、大きさを打ち合わせした後、現在使用中のものをお預かりし、取り付くパーツとともに採寸し、展開図を作成し、タレットパンチプレスで打ち抜き加工しました。

材質はステンレスSUS304 2B 1.2t、1.5tです。

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コーナーを3Rで面取りし、バリを取り除きました。

既製のものはいくつかのパーツをスポット溶接で接合したり、ボルトで接合する構造になっていますが、今回はできる限りプレスブレーキによる曲げ加工で製作しました。

台(下型)を逃がしたり、耳付きのグースネック分割パンチ(上型)を使用して、きれいに仕上がりました。

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写真ではわかりにくいかもしれませんが、本体で10回曲げ加工してあります。

接合部をTig溶接後、ファン取り付け用のブラケット(SUS304 1.5mm)を溶接、焼け取り処理をして完成しました。

ファンやフィルターを組み付けて干渉などをチェックした後、お客様にお電話しました。

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今日、お電話後、30分ほどで引き取りにいらっしゃいました。

仲間の方にも薦めていただけるとのことです。

ありがとうございました!

あなたの想いをかたちにします!

ご相談はタレパン工房までお気軽にどうぞ。
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[更新日付:2010/06/10 22:18:29]
     
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