今日は、2年半ほど前からお取引いただいている商社様からリピートでご注文いただいている銅のガスケットを製作しました。
お取引のきっかけは、弊社のHPをご覧いただいたお客様から、「従来と違う加工方法で製作することにより、コストダウンが図れないか」というご相談でした。
従来品をご送付いただき、サンプル加工品とお見積書を提出させていただき、お取引いただけることになりました。
概ね1ロットは、板厚1.5mm、外径28φ、内径20φのガスケットを50個と、外径22φ、内径16φのガスケットを250個です。
タレットパンチプレスで内径の穴を打ち抜いた後、外径の大きさの金型で抜き落とします。
打ち抜きによるひずみが生じますので、プレスブレーキで加圧して、できる限りひずみをとります。
完全にはひずみをとりきれませんが、お客様にご確認いただき、使用上問題ないというご判断をいただいています。
その後、洗浄して、梱包、出荷します。
タレパンで打ち抜いた後の残材は、パンチングメタルになります。
できるだけ製品がたくさん取れるように、加工ピッチを小さく加工しています。
残材の使い道を検討しています。
多数個穴パンチング製品の製作のご相談は
タレパン工房までお気軽にどうぞ!