今日は、昨年11月末に試作したステンレス製洗浄カゴの製作にとりかかりました。
受注のいきさつと製作の流れにつきましては、
ステンレス製洗浄カゴの製作の記事をご覧ください。
昨年末、暮れの御挨拶を兼ねて、お客様からお電話をいただきました。
その際、「試作品、ばっちりでした。約束どおり、必要数を追加注文したいので、年明け早々、注文します。」といううれしいお言葉を頂戴しました。
そして、1月10日に新年の御挨拶のお電話のあと、お約束どおり、メールにて、正式に発注書をお送りくださいました。
製品は、試作と全く同じものですが、試作時の加工を踏まえて、少しだけ、タレパンの加工プラグラムを修正しました。
SUS304 1.0t 2B 1,000×2,000 の板に、加工時の傷を防止するために、表面にのみ、保護テープ(カス上がりしにくいようにVE200)を貼った材料を、なじみの鋼材屋さんに納入していただきました。
そのまま、タレットパンチプレス(タレパン)にかけ、穴と外形を打ち抜いて、展開形状にします。
製品の縦と横の長さの比率が大きいほど、多数個穴の打ち抜きによる歪が大きくなる傾向にあるため、少し工夫をして加工しました。
今回も試作時同様、ほとんど歪無く、きれいに加工することができました。
このあとの工程は、外周のバリの除去→プレスブレーキによる折り曲げ加工→接合部分の溶接 になります。
折り曲げ加工については、弊社段取りの都合で、15日におこなう予定です。
加工した日にこちらのブログでご紹介します。
多数個穴パンチング製品の製作のご相談は
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